お葬式は「人」が集まってできあがるもの

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お葬式は「人」が集まってできあがるもの

私たちは、お葬式は「人」が集まってできあがるものだと考えます。
まず、ご遺族の方とお話をさせて頂きます。
故人様の生涯、ご遺族の方の故人様への想い、ご葬儀へのご希望。
こうした会話をじっくりさせて頂いた上で、お葬式の提案へと進むように心がけています。

お客様は板橋区の方で、故人様は91歳のおばあさま。
ご自宅へのご安置が済み、ご家族の方々と故人様を偲ぶお話を聞かせて頂きました。

供花60歳の時にご主人様を失くされたとのこと。
大学病院の医師だったご主人様を支えるために、30代後半まで勤めていた医師を辞め、で専業主婦として家を支えていたそうです。
ご主人様が亡くなられたのち、なんと60歳という年齢で自宅を医院に改築し、お亡くなりになる半年前まで開業医として診療されていたとのこと。
「これからは自由に生きなくちゃ」と、お仕事だけでなく、海外旅行に、社交ダンスにと、晩年から始まった故人様の青春を、ご家族の皆様は嬉しそうに話してくださいました。

「島方さん。明るい葬儀って、だめなのかな?」

私は、「もちろんいいと思います!」とお答えしました。

会場入り口にはスパンコールが散りばめられた赤と黄の社交ダンスドレスをトルソーにお飾りさせていただきました。

祭壇は色鮮やかな花祭壇を、赤やオレンジや黄の照明で普段以上に華やかになるように工夫を凝らしました。

会場内にはタンゴやワルツといったダンスで使われる曲だけでなく、故人様が好まれていたボサノバもお流しし、とても上品で気品のある、温かみのある会場が出来上がったのではないでしょうか。

このような趣旨はすべて、喪主様とご一緒にご寺院様に説明に上がり、喜んでご了承もいただきました。

祭壇上には故人様の満面の笑みのお写真。
故人様らしく、明るくお見送りのできるご葬儀に立ち会えたことを、本当にうれしく思います。
明るくお見送りのできるご葬儀に立ち会えた

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