わたしたちの住まいは、比較的古くからのご近所のつながりの濃い地域でしたが、故人である夫の父の意向や、また夫自身の考えとして、家族葬を選択しました。
葬儀そのものは大変納得のいくものでしたが、葬儀後にご近所の方々から苦言を呈されました。
つながりが薄くなったとはいえ、親戚や縁戚に当たる家もありましたし、生前故人との仲が悪かった方も「お葬式だけは別だ」と言われてしまいました。
みなさまには自宅に弔問に来ていただくことでなんとか対応しましたが、後味の悪さが残っている、というのが正直なところです。
葬儀は滞りなく済ますことができて、大変感謝しています。
ただ、親戚や近所の人たちのお別れの場を設けるべきだったのかなと、今なら思います。
【スタッフより】
家族葬はここ10年程度で主流化していった葬儀スタイルです。
地域によっては、まだまだ受け入れられていないところもあることでしょう。
また、故人様のお葬式は、ご家族だけのものではなく、ご親戚や、生前にお付き合いのあった方々にも参列やお見送りの権利はあります。
もちろん、故人様のご遺志、ご遺族のご希望、親戚関係や予算の問題など、お葬式のスタイルは全体的に考えていかなければならないのですが、そもそもお葬式に不慣れなため、どこをどう気を付ければいいのか分からない点もあることでしょう。
お困りの方は当社までご連絡ください。お客様目線に立った適切なアドバイスをさせていただきます。