家族葬にするべきか、一般葬にするべきか、3年くらい前からずっと悩んでいました。
夫も早くに亡くなり、義母も数年前に他界していました。そんな嫁の立場の私が、義父の喪主を務めるのはとても荷が重かったのです。
父はお寺の総代、学校の校長、自治会長などを務め、地元でも大変顔の広かったので、家族葬というわけにはいかないと思っていたのですが、もろもろの事情で一般葬にするのもためらいがありました。
誰に相談しても、
「お父さんほどの人だからちゃんと自治会や親戚もお呼びしないとだめよ」
とのアドバイスで、家族葬が無理だろうということも分かっていました。
茂木さんには、プロとしての的確なアドバイスをいただきました。
「家族葬でも、一般葬でも、どちらを選んでもお父様はきっとあなたの判断を認めてくださるわ」
「いざ困ったら私を呼んでください。あなたの姉だと思ってちょうだい。しっかり助けてあげるから」
こうした茂木さんのことばにどれだけ救われたことでしょうか。
感情論ではなく、冷静に、客観的に、家族葬と一般葬とを並べて、どちらが負担が少なく、総合的によいのか、茂木さんは親身になって話を聞いてくださり、私の想いを汲みながら、専門家としてアドバイスしてくださりました。
斎場でも、私たち遺族と同じように参列者をお迎えし、走り回って下さり、とても心強かったです。
結果、一般葬を谷塚斎場で執り行ったのですが、500名近くの参列者、60名を超える親族の方々がお見えになり、何が何だかわからないままになんとか乗り切った、というのが本音です。
きちんと義父を弔うことができたのかも、よくわかりません。
でも、あの谷塚斎場で、茂木さんという強力な理解者がいたからこそ、なんとか喪主を務め上げることができたと思っています。
スタッフ様。そして茂木さん。本当にありがとうございました。
【スタッフより】
お義父様のご葬儀をお嫁様の立場で喪主を務められた小笠原様のご苦労は大変なものがあったと思います。
ご葬儀の半年前くらいから、数回事前のご相談を受け、その都度誠意を持ってアドバイスさせていただきました。
どのようなお客様であれ、わたくしどもはお客様の家族になったつもりで全力でお手伝いをさせていただきます。
小笠原様の場合も、そのお力に少しでもなれたこと、ほっとしております。
とはいえ、葬儀の現場は大変たくさんの方にご参列いただき、また親族の方もとても多かったので喪主様の気苦労は想像を絶します。
家族葬は、その時はいいのですが、その後のご自宅への弔問が予想される場合は、慎重に検討した方がよいでしょう。日常生活の中で断続的に弔問客の対応をしなければならないくらいなら、通夜葬儀の2日間に負担を集中させた方がいいこともあります。
また、ご親族が多いご家族の場合、家族葬で済ませたことであとから苦言を呈されることもあるでしょう。
家族葬、一般葬、それぞれに向き不向きがあります。
葬儀に不慣れな皆さんでは分からないこともたくさんあることでしょう。
お電話でも構いません。お気軽にご相談下さい。
そして、小笠原様。このようなご丁寧なお手紙、本当にありがとうございました。
【葬儀費用の内訳】
- プラン費用-778,000|一般葬スタンダードプラン
- 追加費用-約800,000|古式湯灌、料理・返礼品の追加、供花や盛籠など
- 斎場費用-約450,000|火葬費用、骨壷一式、式場、待合室使用料金
- 費用合計-¥2,028,000

葬儀に関するご質問などどんな些細な事でも結構ですので、
なんでも私達にお聞きください