見積もり書の細かい部分のチェック
始めに、ドライアイスという項目のチェックについてです。
ドライアイスは、安置費用の意味があります。
仮に、利用者の多い斎場の場合、ドライアイスの日数設定が重要になるので注意が必要です。
斎場の利用者が多いと混むので、最低でも5日間は確保した方が良いです。
利用する斎場の待ち時間について、不安なことがある場合は、葬儀社に問い合わせると良いでしょう。
飲食費の項目には、お通夜料理、告別式料理、飲み物代金が含まれ、飲食費の計算法は、単価×数量なので、始めに設定人数をチェックします。
お通夜料理は、設定人数の7割の量が設定されています。
告別式料理は、火葬が終了した後の精進落としに出席する方のみなので、1人頭1.000円ほどが妥当です。(飲み物は、栓を開けると料金が発生します。)
あなたの予測する人数と、見積もりに設定された内容が一致するかの確認をしましょう。
見積もりのチェックはより良い家族葬にもつながる
これは香典を受け取る家族葬の見積もりに記載されるものですが、返礼品は、当日返しか後返しのどちらかの方法が選ばれていると思います。
後返しであれば、「会葬御礼」などの項目で金額が低くなっていますが、数日後に香典から大体半分くらいの品物を選び、渡すので、その予算も入れて計算しなければなりません。
返礼品の平均的な額は、一人頭、3.000円~5.000円くらいが妥当でしょう。
見積もり書をチェックするときに、絶対にしてはならないのは、合計金額のみに目を通し承諾してしまうことです。
見積もりの段階での合計金額で、それは、予想された金額なのです。
最終的な金額ではないので、必ず、項目1つ1つに目を通しチェックしましょう。
見積もりをチェックしている最中に新たな希望が出ることもあるでしょうし、自分の希望と違うことが書かれていることもあるでしょう。
そういった点を、葬儀社と話し合うことによって、より良い家族葬につなげることが出来ます。