関東(埼玉県・千葉県など)での家族葬・葬儀での通夜料理のしきたりと関西のしきたりの違い
これは関東の埼玉や千葉県の家族葬だけでなく、一般葬でも言えることですが、受け継がれているしきたり・風習の影響が大きく残っている地域もあります。
一つの家族葬や葬儀でも、その間に行われる流れの中にも違いがあります。
埼玉・千葉県だけのしきたりではありませんが、代表的な葬儀の流れの中にある、関東と関西のしきたりや風習の違いを知ってそれに沿わないと、マナー違反になるケースがあるので、その違いを知っておきましょう。
通夜の料理のしきたりの違いと目安費用の計算式
埼玉や千葉県など関東中心で「通夜ぶるまい」と呼ばれるしきたり
関東
- 親族のみでなく、参列者にもふるまう
- 参列者数をある程度予想し、大皿料理で取り分けられるように準備
- 参列した人は料理に少しでも箸をつけるようにし、飲み物を頂いたから帰る
関西
- 習慣として「通夜ぶるまい」が一般的に存在しない
- 上記のお代わりに親族・近親者の間でのみ食事の席を設ける
- 一般参列者は焼香が終わったらそのまま帰宅する
上記の関東(埼玉・千葉県など)や関西での大きな違いは、関東では参列者数が多くなると、それだけの費用が飲食代として当然増えてしまうことです。
家族葬であれば、少人数になり予想参列者数と実際の参列者数に大きな差は出ません。ただ、一般的な目安の計算式を知っておくと大変役立ちます。
親族数;参列者数÷2=料理数
*親族が6名、参列者が20面の場合、6+20÷2=13名分
これだけでよいのかと思われるかもしれませんが、一般的にはこれで足りるとされています。ご不安であれば、少しだけ多めにしておくか、追加注文ができるか確認しておくとよいでしょう。