家族葬で連絡すべき親族の範囲と友人への連絡
家族の定義は民法で、血族のある六親等内または配偶者、三親等内の姻族と決められています。
血族は血の繋がった方、姻族は結婚して親族になった人たち、妻から見ると夫側の父母兄弟のことを表しています。
では家族葬では、どこまで声をかければいいのでしょうか?
とても頭を悩ませると思います。
一般的に病院などで「今夜が山です」と言われた時、電話をかけるのは血族二等親までで、家族葬には三等親を呼ぶのが良いといわれています。
ですが、どこまで伝えるかは家庭によって異なるので、あらかじめ誰に連絡すべきか明確にしておきましょう。
また、故人と親しい方に声をかける時、家族葬は一般葬とは参列客の異なる葬儀になるので、遺族が一人一人に声をかけるのではなく、故人と1番仲の良かった方に一括で連絡してもらえるように前もって頼むことも可能です。
この方法だと、万が一連絡漏れがあっても遺族のせいにはならなくて済み効果的です。
故人の職場への連絡と会葬、香典について
故人の勤め先に葬儀の日程、場所、仕事仲間、上司に直接連絡しましょう。
会社からの参列希望者が多ければ家族葬であることをきちんと伝え、失礼のないように説明しなければなりません。
その際、香典をどうするかも伝えておかないと、その場で断ることになるので、トラブルの原因になることもあるので注意しましょう。
また、仕事仲間からの会葬を許可する場合、参列者が増えるため、受付が必要になるかもしれません。
その際には、会社に相談をし、元々受付を用意していなかったことと、会社から受付が出来る人間を出すことは可能か、など確認をし用意した方がよいでしょう。