家族葬を通知する際の注意点と通知の例文
家族葬は、仕事関係やご近所、同僚などの義理で参列する方をお断りし、近親者のみで行う旨を通知しなければなりません。
そして、その通知内容に家族葬であること、香典や弔電をお断りすることなどを明記しておく必要があります。
稀に、勘違いして葬儀が終わった後に家族葬の通知を受け取っているにもかかわらず、焼香にくる人がいるので、こういったトラブルを避けるためにも、お断り内容を明確にし、通夜をしない場合はその理由も書いて通知したほうがよいのです。
簡単な通知の例文をご紹介します。
「謹啓 ●月●日 妻 ○○が逝去いたしました。
故人、また妻の遺志により、遺族、親族のみで家族葬を家族葬を執り行う事に致します。
つきましては、故人の遺志でご香典、ご弔電などのお気遣いは辞退させていただきます。
生前のご厚情に御礼申し上げます。 ○○(喪主の名前)」
文章は辞退する内容などにより変わりますので、行う家族葬の内容に沿って作る必要があります。
家の近くの方へ家族葬であることを伝える
ハガキでの通知で済む相手であれば、先の例文などで問題ありませんが、家の近くに住んでいる方への通知は、住んでいる場所の自治会や町内会へ問い合わせ、通知を頼むとスムーズにお知らせすることが出来ます。
早い段階で自治会長に電話をし、家族葬を行うことを伝えますが、家の近くに住んでいる方で、良くしてもらっている方などは、直接家に行き挨拶をすると印象も良く、「私は呼ばれてないのね」という不満も湧きづらくなります。
また、ご近所にお知らせする際にも、文面で伝える通知と同様に、お布施などを受け取らないこと、通夜を行うか行わないかもきちんと伝えると良いです。