主人はお葬式なんてしなくてもいい。遺骨は海に撒いてほしいと言っていました。
遺された家族としては、もう少し丁寧に弔ってあげた方がいいのではと思っていたのですが、亡くなった本人が望む形で葬儀をするのが一番の供養だろうと思い、直葬にしようと決めていました。
ところが、そのことを伝えると義姉が猛反対し、親戚内でもすったもんだがあった末に、家族葬をすることになりました。
その時は腹が立って仕方がなかったのですが、今となっては義姉の言葉が忘れられません。
「みんなで集まって送り出した方が、善彦も喜ぶに決まってる!あの子がそれを望んでるんなら、望んでいる以上のことをしてあげて送り出さないと!」
そもそも親戚の中でも発言力がある義姉だったのですが、その言葉にはとても説得力があり、私たちは義姉の主張を受け入れました。
結果、直葬ではなく家族葬にしてよかったと思っています。
家族葬とはいえ、主人と親交のあった方にも来ていただいて、とてもいいお葬式になりました。
みんなで集まって送り出し、主人も喜んでくれたと思っています。
【スタッフより】
お葬式は故人様や家族だけのものではなく、ご縁があったすべての人のためでもあります。
そのことを教えてくださったお客様でした。
直葬よりも家族葬を。
縁故のあった人たちが一堂に集まって故人様を偲び、お送りするのは実に温かい光景だと思われます。
【葬儀費用の内訳】
- プラン費用-378,000|家族葬ファミリースタンダードプラン
- 追加費用-約60,000|古式湯灌、供花や盛籠供物、お料理・返礼品の追加
- 斎場費用-約67,000|火葬費用、式場、霊安室使用料金
- 費用合計-¥505,000