お葬式での代表的な係
葬儀の場では、喪主だけでなく、多くの人がそれぞれの係を分担し、お葬式が滞りなく進むよう動く必要があります。
ここでは、その代表的な係を挙げてみます。
■会場係
この係は、葬儀社のスタッフと手を組み、会場以外の設備をします。
会場までの道路の明示や、テント、駐車場、お寺様の控室、雨のときの傘立てなどの準備をします。
基本的には、供花や供者は、お通夜が終わった後、新しく届いた物と一緒に関係者順に並べます。
全ての仕事を葬儀社が手伝ってくれるので、希望の順番や手伝って欲しいことを葬儀社へ伝えます。
■接待責任者
遺族、親族、お寺様、会葬者、各係の方々への接待をします。
この係を任された人は、遺族の代わりに挨拶周りをするので、会場にいるそれぞれの人数を確認しておきましょう。
■おとき係
おとき、とは料理/会食のことで、香典返しを意味することもあります。
自宅で行う場合は、近隣の女性や親せきが担当することが多いでしょう。
出納係からお金をもらい、買い物をし、お葬式が始まる2時間前くらいには会場もしくは家へ戻れるようにしましょう。
■台所係
この係は、接待責任者と相談し、人数を把握し、遺族の食事とお通夜でお茶出しをします。
控室、おとき、火葬場、精進落としの席で活躍します。
親族や、近所の女性が担当する場合が多いです。
これほど多くの係がいることに驚くかもしれませんが、見えない所で多くの方がこのような係になって動いているので、葬儀がスムーズにいくのです。

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