家族の宗派を尊重して行う、2部制のお葬式のパターン
故人が亡くなった後、宗派を知ってしまうと手配に手間がかかります。
お葬式は基本的に、故人の属した宗派に沿って行うものです。
ただ、家族の宗派がバラバラなどの理由で異なるパターンもあります。
例えば、夫が先になくなり夫と妻で宗派が異なる場合、お葬式は夫の宗派、埋葬は妻の宗派で行われたりします。
この2つの宗派で行う葬儀とは異なったものもあります。
例えば、お葬式は故人の宗派で行い、埋葬は無宗派で行われるパターンです。
このように様々なパターンでお葬式が行われるのには、
‘故人の意見のみではなく、家族の意見も取り入れたい’
という理由があるからです。
宗派の異なったお葬式を行う方は、お葬式の時間事態を2部制で区切る方もいらっしゃいます。
2部制で行う場合、最初は故人の宗派で行い、最後を無宗派もしくは遺族の宗派で行う方法が一般的です。
ただ、2部制でのお葬式は、時間が倍近くかかることや、費用もグンと上がります。
当然、遺族への負担が増えるので注意が必要です。
宗派が違うと焼香やお寺関連でのトラブルが起きがち
葬儀社も様々な様式のお葬式を提供しています。
希望するお葬式の内容を伝えることで、多くのお葬式やお通夜のプランを提示してくれます。
こうしたいなどの意見が1つでもあるなら、葬儀社へと相談を持ち掛けましょう。
家族で宗派が違うと、お焼香の回数が違うという問題が出てきます。
自分が焼香する前に、必ず遺族が焼香するので、その回数を確認し、同じ回数を行うようにしましょう。
また、行う葬儀の宗派に適したお寺が近くないこともあります。
この場合は、別の宗派を信仰しているお寺へお葬式をお願いすることが出来ます。
ここで注意しなければならないのは、そのお寺の宗派と違う宗派でのお葬式を行ってしまうとお墓に入れてもらえないことがあります。
なので、初めにそのお寺にどういった条件でお墓に入れてもらえるかなど、参考程度でもよいので聞いておきましょう。

葬儀に関するご質問などどんな些細な事でも結構ですので、
なんでも私達にお聞きください
