骨壺のサイズと寸法について
骨壺の大きさについてお話しします。
「骨壺の大きさはどれぐらいだと思いますか?」
と、質問された時に思い浮かぶのは
‘性別で大きさが分けられサイズが違う’
ということだと思います。
しかし、ここで、1つ間違いがあります。
確かに、個人個人で骨壺自体の大きさはバラバラです。
ですが、‘性別’で分けられている訳ではありません。
‘収める骨の量’で異なります。
また、西日本と東日本では、収骨の方法が違うため、骨壺の大きさが約21㎝~15㎝も違います。
東日本では、全て納骨する方法ですが、西日本では、喉仏の骨を中心に、人間の形にすることが出来る重要な部分のみの骨を収骨する方法です。
このように、収骨する骨の数が違うので、骨壺の大きさが違っているのです。
また、通常の納骨とは違う方法の手元供養用に作られた二寸程度の骨壺も販売されています。
骨壺の寸法ー焼き方や蓋でサイズが前後するー
骨壺のサイズが表記されていても、実際、蓋などの形状で少しですが、違いがあることを覚えておきましょう。
今回ご紹介するものは、並蓋の骨壺です。
立て蓋の骨壺は、並蓋よりも少し大きいので、参考程度に覚えておくと役に立つでしょう。
- 2寸(直径63㎜:高さ76㎜)
- 2.3寸(直径70㎜:高さ86㎜)
- 2.5寸(直径76㎜:高さ90㎜)
- 3寸(直径94㎜:高さ110㎜)
- 4寸(直径125㎜:高さ144㎜)
- 5寸(直径155㎜:高さ175㎜)
- 6寸(直径182㎜:高さ205㎜)
- 7寸(直径217㎜:高さ255㎜)
- 8寸(直径252㎜:290㎜)
最後に、骨壺は、陶器なので焼き方や仕上がりによって、サイズが少し前後する可能性があります。
思っているものと違う大きさのものを買わないように、出来る限り、実際店頭へ行き、手に取って見比べることで望んでいた骨壺を買うことが出来るでしょう。

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