祥月命日ー命日と年忌について
祥月(しょうつき)命日について、知っていますか?
祥月命日の別名は、命日、忌日という呼び方があります。
例えば、1月30日に亡くなった方がいるとします。
すると、祥月命日は、毎年1月30日になります。
祥月命日と月命日
月命日:故人が亡くなった日と同じ日
月命日は‘祥月命日を除いた’月以外の毎月にあるものなので、年間11回の月命日が存在します。
また、祥月命日は、年に1度だけです。
1月30日に亡くなった場合
- 祥月命日→1月30日
- 月命日→祥月命日を除いた、毎月1日
ということになります。
亡くなった翌年の祥月命日は、1周忌の法要を行います。
その翌年、2年目の祥月命日には、三回忌を行います。
2年連続で行うのに、2回周忌がないのはなぜでしょうか。
これは、1周忌のみが‘満’で数え、2回周忌以降は‘かぞえ’で数えていくからです。
祥月命日と年忌法要について
故人が亡くなってから毎年1度の祥月命日には、必ず、故人を思い出し、偲んだり、冥福を祈るようにしましょう。
また、お墓参りへ行ったり、お仏壇へ手を合わせるのもよいでしょう。
祥月命日には、故人の生前好きだった食べ物や、お花をお供えして、家族全員で供養することを心がけると良いです。
1周忌、13回周期、27回周期などの‘3’と‘7’が付く年には法要を行うようにします。
この祥月命日に行う法要は、‘年忌法要’と呼ばれ、親しかった方を呼び、お坊さんにお経をあげていただく儀です。
また、住職にお経をあげてもらう義を、法要と呼びますが、法要終了後に食事を出す場合は、法事となります。
法要は、33回忌の次は50回忌がありますが、50回忌を過ぎれば、それ以降は50年ごとに行います。
ですが、50年ごとに続けることは出来ないでしょう。
なので、33回忌か50回忌を最後に、年忌法要を締めくくる方が多いです。
このことを、‘弔い上げ’と呼ぶので覚えておきましょう。
また、33回忌、50回忌以降の年忌法要をしないときでも、祥月命日には誰かがお墓参りへ行き、お仏壇へ手を合わせたり、故人の好きだったものをお供えするのが家族で供養するときの基本です。

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