骨壺の形と材質、デザインについて
骨壺の形について知っていますか?
骨壺の形で、一番多いのは円柱形です。
他には、球体系、四角形、隋円形、壺型などのデザインの骨壺が作られています。
昔の骨壺の蓋は、上からかぶせるタイプが多かったのですが、今は、切立て式のものが多く出回っています。
この切立て式の骨壺は、湿気の侵入を防ぐことが可能で、お墓に納骨した時や、手元供養のときに湿気による水分が骨壺の中へ入りづらいので、水が溜まりにくい骨壺です。
切立て式の骨壺は、ネジに似た凹凸があり、きっちり隙間なく蓋をすることが可能なデザインのものもあります。
このように、骨壺は部分部分で特化し、日々進化しています。
これによりわたしたちは様々な骨壺の中から、以前に比べて選べる幅が格段に増えました。
一般的な材質と高価な材質
基本的に骨壺は、陶磁器製で作られます。
有名なのは、有田焼や瀬戸焼、常滑焼などです。
昔から陶磁器の技術の根付いた地域で、作られています。
最近は、木、石、ガラス、プラスチック、植物性バイオマスなどの材質が使われることも増えてきました。
植物性バイオマスという名前は聞きなれないかもしれませんが、これは生物由来の有機性資源を再利用して作られたプラスチックになります。
また、高価な骨壺の中には、九谷焼や備前焼など陶磁器や大理石を使って作られているものもあります。
デザインー業者が用意する骨壺は基本的に白無地
基本的に、骨壺を購入する際は、葬儀社から勧められた資料から買うか、火葬場で気に入ったものを買うことが多いでしょう。
また、葬儀社によっては、葬儀プランの中に組み込み、標準品として白無地の骨壺を用意していることもあります。
火葬場が用意している骨壺も、基本的に陶磁器製の白無地のものが多いでしょう。
白無地のものが一般的ですが、今は、花の模様や絵柄などを施した骨壺や、色のついたデザインの骨壺などが出回っています。
また、値段もピンキリで異なります。
骨壺の相場としては、1万円くらいが妥当です。
性別で骨壺のサイズを決めるわけではないので、気に入ったデザインのものを選んで問題ないでしょう。
ですが、骨壺を買う時には、お墓や納骨堂のサイズを考えます。
もしも、購入した骨壺が大きすぎると入らず、納骨が出来ません。
骨壺を買うときは、納める場所のサイズを確認してから買いましょう。
また、蓋の形や骨壺のデザインで、同じ寸法を表記していても、サイズが前後する可能性があります。
骨壺を買う時には、もう1度サイズを測り、購入するようにしましょう。
よくわからない場合は葬儀社に聞くようにするとよいです。

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