彫刻棺について
彫刻棺とは、木で作られた棺の側面、蓋、周りに装飾がされた棺のことです。
通常使われる棺とは違い、とても高い値段がつけられています。
高いもので、数十万円するものもあります。
- 二面彫刻棺(棺の両側面に彫刻がある)
- 三面彫刻棺(両側面、蓋に彫刻がある)
- 五面彫刻棺(底以外全てに彫刻がある)
彫刻棺は、この3つに分けられます。
基本的に、彫刻面が多ければ多いほど、値段が跳ね上がります。
棺の値段よりも、故人への気持ちが大事
彫刻棺と聞くと、板に直接彫ることを想像すると思いますが、棺に使う用とは別に用意された板へ彫刻します。
彫刻した後、はんだなどを使って、貼り付けるものもあります。
昔は、今よりも‘棺は最後に入るものだから’という理由で、家族と話し合いなどをし、高価な彫刻棺を使うことが多くありました。
ですが、今は、お葬式自体を安く済ませたいと考える思考が強くなり、彫刻棺同様に、高級な棺を使うことは少なくなりました。
棺の値段云々よりも、初めに家族とよく話し合い、その人に適した棺を使ってあげることが出来れば良いと思います。
お葬式もその人らしくし、心を込めて、最後のお別れが出来るようにしましょう。

葬儀に関するご質問などどんな些細な事でも結構ですので、
なんでも私達にお聞きください
