弔問客が訪れたときに用意するもの
弔問客が来た時に、用意しておくとよい物についてお話します。
まず、御香典のお返しをすぐに渡せるようにします。
例えば、お菓子であれば、小分けの袋へ入れ、中身は洋菓子や和菓子などジャンルをバラバラに入れると喜ばれます。
こういったお菓子であれば、賞味期限がもつので、お葬式が終わったあとも少しの間、家においておくと急な訪問への対応も安心です。
また弔問客の中には、御仏壇などに手を合わせたあと、ゆっくりしてから帰る方もいます。
その時のことを考え、珈琲、お茶、ジュースなどの飲み物と、少しつまめるようなお菓子を用意しておきましょう。
部屋も、よりくつろいでもらえるように、季節に適した温度で空調を付け、部屋の掃除もしておくと慌てる必要がありません。
弔問客から頂戴するお悔やみに返す言葉
故人の弔問のためだけに、はるばる遠くから来られる方もいます。
弔問に訪れた方から頂戴するお悔やみへは、きちんとした言葉で返したいですよね。
弔問客からのお悔やみへの返しで一般的なのは、
「本日はお忙しい中、お越しいただき、誠にありがとう御座います。生前は、とてもお世話になり、感謝の気持ちでいっぱいです。」
などの言葉がありますが、ケースバイケースで適当な言葉を使い、弔問へのお礼の気持ちを込めます。
また、弔問へ訪れる方の中には、亡くなったときの様子を知りたがる方もいるかと思いますが、死亡時の話は、故人と親しい仲の方だけにしましょう。
遺族の方から先だって話すのも、あまり良くはありません。
弔問客が返答に困ってしまうからです。
また、何人かの方が弔問へ訪れたときは、一人だけと話さずに、簡単でも良いので、一人一人に挨拶できるようにし、「お線香をあげてください」などのお声かけをすると弔問に来た方がお参りしやすくするなどの、気遣いを忘れないようにしましょう。

葬儀に関するご質問などどんな些細な事でも結構ですので、
なんでも私達にお聞きください
