ご香典にピン札を入れてはダメな理由
お買い物などで、おつりをもらったときや、ATMから引き出したとき、お札がピン札だと嬉しい気持ちになりますよね。
また、結婚式等のお祝いでは、ピン札を使うのがルールです。
ピン札を使うのは、意味があるからです。
ピン札は、事前に用意するか銀行などで交換してもらわなければ、なかなか手に入りません。
なので、お祝いごとなどで渡すということには、
「この日を心から待ちわびていた!」
という意味が込められているのです。
このような意味合いが込められたピン札ですので、お葬式のご香典にピン札を入れてしまうと
「心待ちにしてました!」
と思われる可能性があります。
お葬式でのお札は、「急なことで急いで準備した」という意味合いを込め、あえて、古いお札を渡すようにしましょう。
ピン札は、あえて折り曲げる
私たちのお財布には、折れたり、シワのあるお札が入っていることが多いと思います。
ですが、風水が好きな人はピン札しか持っていなかったりします。
お葬式のご香典を用意するときに、ピン札しかなかったらどうすればよいのでしょうか。
この場合は、あえて、ピン札を半分に折り、折れ目を付けます。
綺麗なお札を香典に入れることは出来ませんが、かといって、汚れていたり、シミのあるあまりにも汚いお札は失礼です。
このような汚いお札は、お金には変わりないものの、受け取った側としては、あまりいい気はしません。
このようなお金は、事前に綺麗なものと交換しておくのも気配りとマナーの一つです。

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