不動産の名義人が亡くなったときのリスク
契約者が亡くなったあと、不動産の名義が故人のままだと、どうなるのでしょう。
現代、多くの不動産が亡くなられた故人様名義のことが多くあります。
多くの方が、不動産の名義は亡くなった故人のままで良いと思っているのです。
これには、原因があります。
それは、多くの専門家が「故人様の名義で問題ありません。」と答えるからなのです。
確かに、名義を変えずに、そのまま継続して住み続けることは可能です。
ですが、後々、家を建て替えたいと思ったときや、不動産に関係したローンを組むとき、家を売りたいときには、名義が問題となります。
故人の名義のままだと、手入れや処分を行うことが出来ないのです。
後々のことを考えるのであれば、お葬式が終わってからすぐにでも、名義を変更したほうが良いと考えられます。
リスクを避けるためにも、名義変更は早めにしよう
不動産の名義変更について、様々なリスクがあります。
そのリスクとは、不動産の名義を持っている方が亡くなられたとき、相続者が認知症になっている場合も考えられます。
認知症ですと、遺言書がなく、多くの相続人が居る場合、誰に相続すべきかどうか判断出来る人がいない可能性もあります。
こうなってしまうと、大変です。
一般的な手続きだけでも、大掛かりなのに、通常の手続きより時間も、費用も、より多くかかってしまうのです。
今回は、認知症の方が相続者の場合のリスクを紹介しましたが、そのほかにも、たくさんのリスクが隠れているのです。
そのトラブルに合った人は、誰もが「早く名義変更をしていれば…」と後悔しています。
もしも、名義者が亡くなられた場合は、はやめに名義を変更しましょう。
自分で名義を変えることが難しいときには、専門の方の力を借り、葬儀が終わったあとの手続きは、早めに終わらせてしまいましょう。

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