弔問盗は一瞬のすきを狙って犯行に及ぶ
受付付近の窃盗は、室内の受付の場所も関係しますが、基本的に泥棒は侵入しやすく、逃げやすい場所を好む思考にあります。
参列者のように喪服を着ているのに、入り口から中に入らないなど不審な行動をとっている人物には、「ご案内しましょうか?」などの声をかけ、相手の出方を見てみましょう。
声をかけることによって、その人物が泥棒だった場合、警戒していることをアピール出来ます。
担当者が受付を離れた一瞬のすきを狙って、香典の入った袋や箱を持っていったというケースもあります。
受け取った御香典は必ず目につかない場所へしまうようにしましょう。
御香典を渡したと偽り、返礼品を狙う泥棒もいる
返礼品を狙った犯行もあります。
この犯行は、空の不祝儀袋を渡し、あたかも御香典を渡したかのよう装い、会場へ侵入し返礼品を受け取るというものです。
こういった犯行への対策は、受付でご祝儀を受け取ったあと、中を開けてチェックし、担当の方が記名と金額を香典帳につけることで防ぐことが出来ます。
不祝儀袋を開け、チェックする担当者は最低でも2名置き、チェックの漏れがないように気をつけましょう。
泥棒や、わざとでなくても、御香典を入れ忘れることや、表書きに書いてある額と異なる金額を不祝儀袋の中に入れてしまっていることもあります。
こういった場合には、細かく名前と元々の表書きの額、中の金額を記入し、返礼品を盗もうと考える人物へ警戒していることを知らせることで、犯行を行いにくくし、犯罪を避けることができます。

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