自分で撮った写真は遺影写真の素材
印画紙、ネガ、デジタルデータと様々な種類がありますが、写真屋が遺影写真に適した見栄えの良いサイズと色調に加工してくれます。
家族や自分で撮影したものは、加工を加える前の素材だと思ったほうが良いでしょう。
遺影写真を撮影するときに、1番大切なのは、ピントです。
ピントが合っていないと、ボヤッとした変な写真になってしまうので、ピントのきっちりとあった写真を選びましょう。
次に大切なのは、遺影写真に適したサイズかどうかです。
遺影写真は胸から上が映っているものを額に入れます。
もともとの写真が拡大しても問題のないものでなければ、拡大した時に画質の荒い遺影写真になってしまいます。
目安は、顔の部分が親指より大きいものが良いでしょう。
ぎりぎり親指と同じサイズあればよいのですが、余裕があればあるほど良いです。
写真のネガをもっているのなら、ネガを持参し、大き目にプリントしてもらいましょう。
この2点を重点的に考え、素敵な表情の写真をピックアップしましょう。
素敵な笑顔だけど、サイズが小さいなどの問題がある場合には、一応候補として写真屋にもっていき、加工出来るかどうか確認してみましょう。
サイズ的にみると、1人で映っているよりも2人から3人で映っている写真のほうが加工しやすいかもしれません。
ですが、写真として本人が大きく映っているほうが、遺影写真に適しています。
きれいに仕上げたいのであれば、集合写真は選ばないほうが無難かもしれません。
データを持参したほうが良い?
デジタルカメラよりフィルムのほうが良い写真になると考える写真屋もいます。
ただ今は、デジタルカメラが主流となりつつあるので、手持ちのもので撮影しても問題はないでしょう。
ここで注意するのが、元のデータの画素数とサイズが大きいものを素材として選ぶという点です。
デジタルカメラから紙へ印刷し、素材として写真屋へもっていく場合には、インクジェットプリンターを使わずに、写真屋さんにて印画紙にプリントしてもらったほうが良いです。
遺影写真に加工する時に拡大します。
その拡大の加工が終わった後でもきれいに仕上がるのは印画紙なので、写真屋へ持参するときは、なるべくデータでもっていきましょう。

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