生前契約に向いている人と注意する点について
まず、生前契約に向いている方の特徴を紹介します。
- ①身寄りが居らず葬儀が心配な方
- ②残すことになる家族へのメッセージがある方
- ③理想通りの葬儀をしたい方
- ④費用面での負担をかけたくないと思っている方
この4つの心配や希望がある方は生前契約を利用することで、少しでも不安を減らすことが出来ます。
生前契約のメリットと注意が必要なことについてお話しします。
①段取りを前もって決定することが出来る
契約者である自分の希望をできる限り葬儀社が理想に近い状態で、契約内容に含んでくれます。
内容は葬儀社と話し合って決めるのが一般的です。
この時、写真、希望する音楽、家族への伝言を前持って伝えておきます。
②突然の死への対応がしやすい
葬祭にかかる費用はとても高額です。
遺された家族にとっては大きな負担になることは間違いありません。
生前契約をすることで、前もって支払っておけば、遺族への負担を減らすことに繋がります。
③身寄りがなくても安心
喪主として2名決める必要がありますが、身寄りがない状態で生前契約をする場合は、友人、弁護士を喪主の候補として挙げることが出来ます。
④第三者機関が間に入る
第三者機関が契約内容通りのお葬式が行われているかどうかチェックしてくれる葬儀社もあるので、安心して生前契約をすることが出来ます。
⑤プラン変更が可能なところを選ぶ
長期間の不透明な契約である生前契約なので、必ずプラン変更が可能な葬儀社を選ぶようにしましょう。
プラン変更が可能な葬儀社は割と多くあります。
また、年単位で変更できる葬儀社なら、自分の希望が変わるにつれて変更することが出来るので、利用しやすいでしょう。
生前契約の流れ
葬儀社の中には、生前契約を結ぶ際、葬儀の代金を一度大手の銀行へ預け、その銀行が信託財産という扱いで、実際に葬儀が行われるまで保管することもあるそうです。
そして、葬儀が行われたあとで第三者機関によるチェックが行われ、実際に契約された葬儀が正しく行われていたかを確認するという一連の流れがあるそうです。
また、生前契約の打ち合わせは、葬儀社スタッフが希望を聞いてからプランを作成し、それに納得すれば契約するという流れが一般的です。
自分が出す希望は、式場、内容、予算などから決めることが出来ます。
また、喪主候補者を決める必要がありますが、血縁関係のある人に頼めない状況なら、弁護士、友人を選ぶことが出来るので安心です。

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