自作戒名には残された方からの理解を得る必要があります
菩提寺と自分達の意見の相違から、自分達で戒名をつける事になる事もあります。
その場合、菩提寺を変えることも考えなければならないケースもあります。
また、中には‘戒名でなく俗名(本名)で葬られたい’という方もいます。
このケースでは、家族を困らせないために、生前から‘どのようにするのか’を伝えておく必要があります。
俗名でも、戒名でも、昔から伝わるしきたりを大切にしている親族や、親戚がいるのなら、しっかり自分の気持ちを伝え、希望を通せるようにしておくことで、トラブルを避けることが出来ます。
どのような戒名にするかは、なかなか答えのでない、難しい問題だと思います。
‘世界に一つだけのオリジナルな戒名を希望する’時には、どうして戒名を選ぶの?だとか、どうして自分で作りたいのか?という意見が飛び交い、それぞれの答えがあると思います。
自分だけで考えずに、専門家からの協力を仰ぎましょう
生きている間につける戒名は、死後に授かる戒名よりも安く、思っているよりリーズナブルなものが増えています。
頼りにできる場所がなければ、戒名について調べて知識を付けながら、自分が友好的な関係を築けそうな僧侶や、自分の意見を組み込んだ戒名を付けてくれそうな僧侶を探すところから始めると良いでしょう。
戒名については、様々な決まりがあり、入れてはいけない文字など、多くのルールがあります。
例えば、自分の力だけでつけた戒名が珍しすぎるものになってしまった場合、お墓に来られた方に「変な戒名だ」と思われかねません。
ですので、出来る限り専門知識を持った方の力を借りながら作りましょう。
また戒名は、仏壇に置かれる位牌に掘られ、代々と受け継がれるもので、法要にて、お経の中で必ず唱えられるとても大切なものです。
思いつきで決めてしまわず、いくつも案を出してより良いものをつけましょう。

葬儀に関するご質問などどんな些細な事でも結構ですので、
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