供物は気持ちを形に出来るものです
お葬式が法要で行われるときに贈られる供物には、仏様や故人に対する気持ちが込められています。
供物は、おくれば物を選ばないという訳ではなく、地域や宗教によってタブーとなるものがあるので覚えておきましょう。
故人の宗教に適した供物を選ぶためには、宗教のルールや習わしに適したものを選ぶなど、送る時のマナーを学びましょう。
供物は、葬式や告別式といったお葬式、四十九日などの年忌法要にて、仏様や故人への感謝、遺族へのお悔やみの気持ちを形として示すために送ります。
一般的に供物を贈る人は、故人と仲の良かった人、親族、近親者が選ばれますが、故人が務めていた会社や通っていた学校などの組合から贈られるケースもあります。
今あげた人以外が贈ることはタブーとはされていません。
ただ、最近では、お葬式が小規模、かつ簡素になっていることから、供物自体をお断りすることが多いのです。
御香典と供物の故人からと大人数からの場合
お葬式や通夜に参列するときに、御香典と供物(供花)のどちらかを贈るべきなのか、はたまた、両方贈るべきなのか悩む方が多くいます。
一般的には、御香典と供物(供花)は同様の意味があるので、御香典を持参しているのなら、供物(供花)は基本的には贈らなくてもよいでしょう。
社員一同、学友一同という名目で、大人数での供物(供花)を用意しているのなら、個別で御香典も贈りましょう。
お葬式の案内状などに、「供物、供花はご遠慮致します」などの明記があれば、喪主や施主の気持ちを考え、供物も御香典も持参する必要はないので、隅々まで目を通し、間違って贈らないように確認しておきましょう。
あなた自身が送りたい気持ちがあっても、葬儀の場では遺族の意志を尊重することが大切なのです。

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