経机について
経机(きょうづくえ)は、お葬式などで読経をするときに、経典を乗せて使用する机の名前です。
家庭では、仏壇の前においてあり、香炉や鈴などを載せて使うことが多いです。
黒、朱の漆塗り、唐木など様々な素材で作られたものがあり、仏壇に合った材質の経机を買うことが出来ます。
大きさは、36㎝から90㎝くらいのものが一般的です。
サイズは、尺貫法で測り、大きさは天板の巾のサイズです。
また、家になじむデザインで仏壇が作られることが多い現代です。
もちろん、経机も、皆様が望むようなスタイリッシュなものが用意されています。
経机をそのまま仏壇にしまうことのできる収納性の高い仏壇や、引き出しがついているものもあります。
引き出し付きですと、経本、数珠、線香などの仏具をしまうことが出来るので、大変便利です。
また、経机の別名は、経卓、経案なので覚えておきましょう。
経机掛けをかけて、傷や汚れから守る
経机は、経机掛けという名前の敷き布をかけ、ホコリ、傷、線香からの灰などから汚れないように守る必要があります。
敷き布は仏具を載せているところに、傷が入ったり、傷がつかないようにする役割だけでなく、ろうそくや線香の火から机を守ることにも繋がるのです。
このような敷物は、お話しした敷き布のように布を素材として作っているものだけでなく、丈夫なガラスで作られたものもあります。
経机を傷つけることなく使うには、日常的な配慮が必要になりそうです。

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