仏教の合唱方法ー礼拝ー
意味を知らずに合掌するのと、意味を知ってから合掌するのでは違ってきます。
お葬式後、毎日行う礼拝にもかかわってくると思うので、知っておきましょう。
礼拝の方法
先にお話しした合掌は、礼拝でも使用します。
①仏壇の前で正座をし、一礼します。
(数珠を持っている場合は、左手にかけます)
②命日の先祖がいる場合は、それぞれの宗派に合わせた法要を行います。
(法要が終わっている場合は、慣わしに沿いましょう。)
③ロウソクを付け、その火を使い、線香を灯します。
(線香の本数は宗派で異なります。)
④鈴を鳴らし、合掌します。
(鈴を鳴らす回数は宗派で異なります。)
⑤お経を唱えて、鈴を鳴らし、深く礼拝しましょう。
※読経をしない場合は、鈴は鳴らさないので注意しましょう。
⑥ロウソクの火を消し、軽く一礼し、礼拝終了です。
(ロウソクを吹き消さないように気を付けましょう。)
合唱の由来とは
仏教の合掌の基本となる両手の平を合わせる合掌は、インドから伝わったものです。
インドではこの動作を、礼法という名前で呼んでいました。
そして、この礼法が仏教に取り入れられました。
両手にはそれぞれ意味があります。
右手には仏、左手には衆生(人や生き物)という意味が込められています。
そして、それぞれの意味を持つ手が合わさることで、仏と衆生が一体となったことを表しています。

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