手元供養で使う骨壺を選ぶポイント
手元供養のときの骨壺を選ぶポイントについて、お話しします。
手元供養では、家に骨壺を保管しますが、このとき一番の問題は‘湿気’です。
日本は、とても雨の多い国です。
1年を通して雨の降った日(小雨含む)は、100日以上だといわれていて、平均して3日に1回は雨が降る計算です。
日本の湿度は60%から70%が平均で、ダニやカビが発生するなどのトラブルの原因になっています。
湿度が高いと遺骨への影響も大きいのです。
遺骨は湿気に弱く、湿気は遺骨を痛めます。
この湿気を骨壺内へ侵入させないためにも、きちんと蓋が閉まる密封された骨壺を選びましょう。
湿気に強い材質の骨壺を選ぼう
骨壺は、機能面では密封が一番大切です。
ですが、湿気の多い場所で保管すると、カビやサビが生え、劣化してしまう可能性があります。
何度もいうように、日本はとても湿気の多い国です。
なので、骨壺は長い年月が経っても出来る限り、変わらない状態で保管することのできる耐久性が必要になります。
そのためには、丈夫でお手入れのしやすい材質のものが良いでしょう。
手入れのしやすさと値段の見方
先に、手入れのしやすさを取り上げましたが、手元供養で使用する骨壺は、手入れが必要になります。
良心的な販売店で買うことが出来れば、手入れの方法から万が一の対処法を1から教えてくれるでしょう。
また、困ったときも相談に乗ってくれるお店が多いです。
ですが、耐久性や密封などの機能性にこだわりすぎて、無理をしてまで高いものを買う必要はありません。
値段だけでみると、高いもののほうが良い骨壺のような気がしますが、安い値段でも品質が満たされていて、納得できるものもあります。
故人と遺族が良いとするものを買いましょう。
骨壺の種類はとても多く、どれも素晴らしいものばかりです。
まずは、葬儀社に相談したり、お店へ足を運んだりしながら、より良い骨壺を探しましょう。
骨壺が決まっていれば、お葬式もより良いものとなります。

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