仏壇のお手入れの仕方
お葬式も大切ですが、お葬式が終わった後に使用する仏壇に関する知識もつけておきましょう。
まず、命日やお彼岸には、念入りな手入れを忘れないようにしましょう。
仏壇や仏壇で使用する仏具は、日常的に乾拭きしたり、ホコリを落とす程度の手入れは欠かさずにします。
故人の命日や、お彼岸、盆前などの特別な日には、丁寧な掃除を心がけましょう。
そして、掃除をする前は、本尊に合掌し、礼拝しましょう。
本尊や掛け軸は、羽箒や筆先などの柔らかい道具を使い、傷をつけないようにしましょう。
仏具は、柔らかい布で隅々まで乾拭きしましょう。
毎日の基本の礼拝
仏壇へ供物や供花を供えたあと、毎朝毎晩灯明を灯して、線香を炊きます。
炊き終わったあと、読経をするのが基本的な礼拝方法です。
朝は、朝ごはんを食べる前に、夜は夕ご飯を食べる前に行います。
可能であれば、家族が全員そろって礼拝できると良いです。
朝は炊き立てのご飯をお供えします。
また、お茶もしくは水は必ず、新しいものを供えるようにしましょう。
朝お供えしたものは、夕方には下げることを心がけましょう。
旬のものや頂きもののお菓子は、初めに仏壇へお供えします。
家族が口を付けるよりも、先にお供えすることで、故人にもあなたからの思いが伝わるでしょう。
お葬式が終わったから、そこで終わりではなく、始まりでもあるのです。
毎日の礼拝は少し手間に感じるかもしれませんが、毎日続けることで日課にもなっていくでしょう。

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