グリーフケアを知ろう
グリーフケアとは大事な方を亡くされたご遺族の方の心のケアのことを言います。
griefは「深い悲しみ」という意味で、故人と死別したばかりのご遺族と接する葬儀社が、グリーフケアまで気を配るのが当然なのですが、葬儀の手配のことばかりに気を取られ、この重要部分を忘れてしまっているのはとても残念なことです。
ご遺族になる人たちの約8割が女性と言われており、心のケアが男性よりも必要なことはいうまでもありません。
かつて心のよりどころとされていた宗教も無宗教の人が増えている中で、この大切な「心のケア」であるグリーフケアが誕生しました。
グリーフケアが必要な理由
人間誰でも環境の変化に対し、良くも悪くもストレスを受けます。
その中でも、人にとって一番大きな物が、「配偶者の死別」とされています。
大きなストレスを感じる物といえば、自分や家族が病気にかかった時などが簡単に想像できますが、ストレス的には配偶者の死は、その約2倍のストレスを与えるとされています。配偶者だけでなく、当然、家族の死も大きな要因として挙げられます。
このストレスに心が潰され、残された遺族が身体に異常をきたしてしまうことも多くあります。
配偶者を失った悲しみから後を追うように・・・というのはこのストレスによる部分が大きいのです。
早く心の健康を回復し、前を向いて人生を歩むには自身だけの努力や家族のサポートだけでは足らないこともあります。
このような点から、葬儀社やプロの方が残された遺族へいち早くグリーフケアを提供することが望ましいとされているのです。

葬儀に関するご質問などどんな些細な事でも結構ですので、
なんでも私達にお聞きください
