自宅で遺体を発見したときにするべきこと
日本人の70%は病院で亡くなっています。
しかし、残りの30%程度の方が自宅で息を引き取っています。
仮に、自宅で家族や知人が亡くなっているのを見つけた場合、どのような手続きをすればよいのでしょう。
まずは救急車を呼ぶ
病院などの施設以外で亡くなっているのを発見した場合、すぐに、救急車を呼びましょう。
それは、遺体が自宅にあっても、自宅で亡くなったことを証明する手段がなく、トラブルの原因になる可能性があるからです。
救急車到着後、病院に運ぶか、蘇生が不可能だと判断されれば、警察が調査に来るでしょう。
警察は、現場検証後、問題がなければそのまま帰ります。
救急隊員や警察はこれ以上のことをしてくれません。
自宅での死亡が確認できても、一度病院へ行く必要がある
自宅で亡くなっていても、病院にて死亡確認をしなければなりません。
どのような状況でも、死亡届を出すには死亡診断書が必要だからです。
基本的に死亡診断書は医師しか発行することが出来ないので、病院へ搬送されることが多いです。
そして、医師に死亡を宣告された後に、葬儀社へ連絡をし、お葬式の手配をします。
このとき、病院と連携している葬儀社を紹介される場合もあります。
しかし、その中の多くは、費用が普通の葬儀社よりも高いことが多いので自分で探したほうが良いでしょう。
葬儀社へ連絡後の流れ
葬儀社へ依頼し、話が通れば、葬儀社がすぐに駆け付けてくれます。
その後、遺体を霊安室や自宅にて安置します。
遺体の安置が完了したあと、葬儀社との打ち合わせが始まります。
どういった葬儀にするのか、また、予算や参列者の数などの細かい内容を設定していきます。
自宅で亡くなった人を発見したときに、一番大切なのは救急車を呼ぶことです。
下手に、手を触れたり、部屋のものをいじったりしないようにしましょう。
そして、医師から死亡の宣告を言い渡されたあとは、葬儀社へ早く連絡を入れるようにしましょう。
この時、多くの葬儀社へ連絡を入れる時間があれば理想的な葬儀へすることが出来ますが、なかなか難しい場合もあります。
その時は、自宅から近い葬儀社を選んでみましょう。
自宅から近い葬儀社であれば、手続きや話し合いがスムーズですし、すぐに自宅へと駆けつけてくれるでしょう。

葬儀に関するご質問などどんな些細な事でも結構ですので、
なんでも私達にお聞きください
