キリスト教の追悼儀礼
キリスト教には、カトリックとプロテスタントがあります。
ですが、カトリックとプロテスタント両方とも、追悼儀礼についての詳しい決まりが存在しません。
カトリックは、死亡した日から、30日、もしくは50日の間で行う、納骨式の前に、追悼儀礼の代わりにミサが行われます。
納骨式前のミサのほかにも、命日前、命日近くの日曜日のミサの時を利用して、同時に祈りを依頼します。
追悼のミサは、日本の神式、仏教同様に遺族、近親者、知人が招かれることが多いようです。
また、日本の宗教と似ている点は、ミサが終了した後に、お茶会のようなささやかなパーティーが開かれ、故人を偲ぶところです。
日本でも茶会や、精進料理などが出されますよね。
11月は死者の月ープロテスタントは記念式ー
キリスト教では、‘11月’を‘死者の月’と考えるそうです。
死者のためのミサや、お墓参りが行われます。
また、11月の中でも、‘11月2日’は‘死者の日’と定められているので、いつもとは違う、特別なミサが行われます。
プロテスタントは、死後1ヵ月目の召天記念日として、記念式が行われます。
この記念式は、1ヵ月目以外にも、1年目の命日に行うこともあります。
カトリックとプロテスタントでは、はっきりとした決まりはないものの、プロテスタントは、記念式が1度しか行われないようです。

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