樹木葬儀の2つの埋葬法
樹木葬儀の方法は2つあります。
1つ目は、遺骨を埋葬すると同時に1本の樹木を植える方法です。
この方法は、初めに粉末化した遺骨を土へ植え、その上に樹木を植えるものです。
この場合、選ぶ樹木はあまり大きくなるサイズのものは選ばず、植える土地や風土、気候に適したものを選びましょう。
次に、2つ目はあらかじめ植えられている樹木の一か所へ遺骨を埋葬する方法です。
これは、大きな樹木の仕切られた区画へ埋葬する形が主流です。
他にも、区画を区切らない方法や、他の方の遺骨と一緒に埋葬(合葬)する方法などもあります。
樹木葬には、このように主流な2つ以外にも実は様々な埋葬法があるのです。
樹木葬で選ばれる樹木の種類と注意点
1本の樹木を植える埋葬法でよく選ばれている樹木は下記のような種類です。
- ハナミズキ
- 百日紅(サルスベリ)
- 梅擬(ウメモドキ)
- エゾアジサイ
- ムシカリ
- ツリバナ
- 紅葉
樹木を植える樹木葬の費用ですが、約20万円から70万円くらいだと考えるのが妥当です。
もともとある樹木へ埋葬する方法でも、1本の樹木を植える方法でも同様に注意しなければならないのは、移動ができないという点です。
基本的に、お墓は菩提寺からのOKが出ればお引越しさせることが出来ますが、樹木葬は遺骨の移動が出来ません。
樹木や施設への手入れが十分でない場合も多くあるので、しっかりと場所を見極める力が大切です。

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