菩提寺との友好的な関係と知識を持つことが戒名を自分達でつけるのには必要
戒名を自分で付けたり、家族からもらう場合には、前持って準備が必要です。
例えば、菩提寺があれば初めに、‘戒名へ性格や業績、趣味を組み込みたい’と伝えます。
菩提寺によっては、戒名を家族でつけたいと希望を出しても受け入れて貰えず、反対に住職とトラブルになってしまうこともあります。
ですが、戒名を自分で考えたり、家族が付けることに対して賛成派の住職も多いです。
戒名を自分で考える時は、生きている間に、菩提寺と関わりを持ち、「自分の生きた証を戒名に組み込みたいのですが…」などの話を持ちかけるとよいです。
相談をする時に、戒名に対する知識や勉強をしていれば、戒名についてより考えられ、僧侶からの意見を理解できます。
そして、自身が戒名を付けることに対する熱意を僧侶に伝えることが出来れば、柔軟な僧侶であれば、戒名を自作したいという提案を受け入れてくれるはずです。
戒名についての資料などは、図書館や書籍、書店で探すことが出来ます。
菩提寺だけにこだわらず、自分で選べるサービスもある
菩提寺と友好的な関係だと、意見を僧侶にもらったり、協力しながら戒名を作ることもできます。
ただ、勝手に決めて「菩提寺に戒名はもらわない」と一点張りの意見を通してしまうと、僧侶も残念な気持ちになり、その後の関係にも悪い影響がでます。
まず始めは相談から始めましょう。
また僧侶と共に相談しながら、戒名を決める時も、僧侶にお礼が必要になることも知っておく必要があります。
戒名はただの名前ではなく、仏教においてとても大切な仏弟子の呼び名です。
そういった本来の意味を蔑にすることはタブーで、僧侶も力を貸すことをためらうかもしれません。
また場所によっては、本山に対する認定料が必要になることもあります。
この認定料は、‘戒名にかかるお布施を節約したい’と考えている方には予想していなかった出費となるでしょう。
戒名に対して、節約をしたいのであれば、定額で戒名を授けるサービスを行っているところもあります。
その寺院、菩提寺にもなることが条件でない霊園も増えています。
また、寺院でない霊園にお墓がある時や、お墓を考えている時、宗教観のしがらみの少ない場所を選んで、戒名を自分でつけることも可能です。

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