生前契約はメリットばかりではない
終活が人気の現代では、自分の理想通りのお葬式を希望する方が多くいます。
より理想に近づけるために選ばれるのが、生前契約です。
生前契約をしていれば、遺された家族への負担が少なく自分の理想に近いお葬式が出来るというメリットがあります。
ですが、少なからずトラブルもあります。
終活の中には、葬儀社を前もって決めることや、費用の見積もりなどが含まれます。
それだけでも遺族への負担を減らすことが出来ますが、更に減らすために、契約を生前に済ませようと考える人が増えてきました。
生前契約の内容は、
- ①葬儀プランの決定
- ②明確な支払い方法を決める
- ③全ての記述し、生前契約を結ぶ
の3つが含まれています。
生前契約は通常の契約とは別物
生前契約は他のプランと異なります。
①亡くなった後、本人が葬儀が希望通り行われたことを確認することが出来ない
②死を予測できない
などの2つの理由で履行時期が明確でない契約なのです。
基本的に生前契約は、不透明なものと考えた方が良いでしょう。
近所の葬儀社と生前契約を結んだのに、契約者が亡くなったときには葬儀社がなくなっていたり、葬儀社から家が遠くなっていることもあります。
そのような予想することのできない事態は、葬儀を行うことが出来ないなどのトラブルに繋がります。
また、たくさんの参列者が来ることを予想していても、当人が亡くなる頃には参列できる方が減っている可能性もあります。
このようなことを考えながら生前契約をしなければなりません。

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