金属、貴金属を狙う墓荒らしの実態
墓荒らしの被害が増えていることを知っていますか?
有名な方のお墓でもない一般人のお墓に、「墓荒らしなんてあるのかしら?」と思うかも知れません。
しかし、墓地/墓所は犯人にとって人目に付きづらい場所なので、墓荒らしの犯行は増加しています。
金属で作られた備品を盗み、国外で売るという墓荒らしの被害が増えているのです。
副葬品となる納骨棺(カロート)部分の貴金属、花立て、遺品の時計などが多く盗まれます。
首都圏の近くでは、多くの霊園で、数十件以上に及ぶ墓荒らし被害が報告されています。
寺社など、住職や家族が同じ敷地内に住んでいたり、近隣に家を設けているケースでは、犯行が目につきやすいため、大きな霊園に比べると被害が少なくなって
います。
防犯対策のしっかりとした霊園を選びましょう
実際に被害にあった霊園では、昼間は管理人が管理し、目が届く状態だったことがわかっています。
しかし夜間は無人になり、防犯対策が行き届いてしませんでした。
こういった事例を含めても、霊園を選ぶときには、まず‘防犯対策について’聞いてみると良いでしょう。
また、山の近くにある墓地では、野生動物がお供え物を食べたり、土を掘り返してしまったりすることが多くあります。
食べ物をお供えするときには、持ち帰るようにしましょう。
泥棒とは異なりますが、墓荒らしに近い犯罪
泥棒とは異なりますが、お骨を納める場所に納得していない別の親族がお骨を持ち出し、別の霊園などへ移動させるという事例もありました。
これは、遺骨領得罪、もしくは、盗難罪に値し、死体損壊罪になることもあります。
いくら納得していないからといって、無断でお骨を持ち出すのはやめ、きちんと話し合いで解決しましょう。

葬儀に関するご質問などどんな些細な事でも結構ですので、
なんでも私達にお聞きください
