教祖とは
教祖について、お話しします。
まず、教祖という呼び名は宗派によって異なるので、注意しましょう。
教祖とは、宗教を生み出した人のことです。
開祖、宗祖などの言い方もあります。
また、宗教を始めた人という意味合い以外にも、今までになかったことを初め、そのことを極めた人のことを、教祖ということもあります。
今ある仏教で、創始者を表す言葉は、宗祖、元祖、開山、中興祖、祖師、開祖、創始者などです。
仏教では、創始者を表す言葉が存在しますが、キリスト教では、創始者を表す言葉がないので、覚えておきましょう。
教祖はカリスマ的存在!?
新しく宗教や宗派が誕生する時には、新しい宗教の教えと、中心に立ち、教えを説く存在が必要です。
このような存在は、予言や、告知をします。
また、社会の仕組みへを変えて改革を起こしたり、治らない病気を治すなどの超能力が使える人が居たりします。
このようなカリスマ的存在の人が、それぞれの宗教に多くいるのも事実です。
こういった存在の信奉者が、畏敬の念を表すための言葉として、教祖という単語を使用する場合が多くあります。
神道系の新宗教として生まれた、天理教、黒柱教、世界救世教や、仏教系新宗教のPL教、円応教では、それぞれの宗教を始めた人を教祖と呼びます。
それぞれの宗教の創始者の呼び名を知っておくことで、お葬式などで話が持ちあがっても失礼になることがないので、覚えておきましょう。

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