答礼ー参列者へのお辞儀ー
答礼とは、お葬式などに参列してくれた方へ、遺族が御礼することを言います。
基本的には、葬儀のときに参列者が焼香する時間がくると、遺族は立ち上がり、参列者へお辞儀をします。
このお辞儀を、‘答礼挨拶’と呼ぶのです。
自宅でお葬式をするのが主流だった昔は、座ったまま参列者の焼香時に頭を下げるだけでした。
ですが、最近は斎場を利用することなども関係し、座ったままではなく、立ってからお辞儀をすることが主流になりました。
地域や状況で変化する答礼
答礼には、地域性があり全国同じではありません。
地域や状況が関係しますが、椅子に座ったまま答礼することもしばしばあります。
立ってお辞儀をしないこと自体が失礼になる訳ではないのです。
お葬式は、体や心に大きなダメージがあるものです。
例え、数十分とはいっても、参列者全てにお辞儀をするのは、腰などに負担がかかりすぎてしまいます。
遺族は、基本的に高齢者が多いので、尚更負担になります。
答礼をするときには、体に負担のかかりすぎない、無理をしない方法で、行うようにしましょう。
結論から言うと、答礼は座っていても、立っていても、お辞儀を出来れば失礼になりません。
ですが、お辞儀自体を忘れてしまうと、失礼なので、忘れないようにしましょう。

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