お葬式でよく聞く親族とは?
簡潔に言うと、親族とは、血のつながりのある人と、結婚によって繋がっている続柄を持っている人を合わせたものです。
親族とひとくくりに言われていますが、親族の中には、親等、血族、姻族、直系親族、傍系親族、尊属、卑属という種類があります。
■親等
父、母、子供
■血族
血のつながりのある親族(配偶者は除く)
■姻続
配偶者の血族
■尊属
本人世代よりも前の人(父母、祖父母、叔父、叔母)
■卑属
本人世代より後の子供(孫、いとこ、甥)
■直系親族
親、本人、子供、孫などの縦のつながり
■傍系親族
直系親族以外の親族(兄弟、姉妹、叔父、叔母、いとこなど)
このような種類に分けられている‘親族’ですが、親族は民法でいうなら、配偶者、六親等内の血族、三親等内の姻族という扱いです。
親族の意味を知っておくことで、相続問題にも柔軟に対応できる
お葬式後のトラブルの1つとして多くあげられる相続です。
まず、遺産を受け継ぐことのできる人は親族第一順位になる配偶者と、直系卑属になります。
もしも、第一順位が亡くなっている場合は、第二順位の配偶者と直系尊属になります。
しかし、第二順位の方もいなければ、第三、第四、と血縁関係が近い順に決められます。
被相続者が配偶者に居ない場合は、第一順位の子供か孫などに存続されることになっています。
親族について知っておくことで、お葬式後の相続問題や、お葬式での様々な‘親族’という言葉が出てくる場面で対応しやすくなります。
覚えておくといざという時に役立つ知識になります。

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