会葬者や警察に扮して紛れこむ犯人は終わり頃やってくる
会葬者を装っての斎場にもぐりこむ犯人もいますが、警察に扮して、パトロールの真似事をするケースもあります。
本物の警察官は、その当日に葬儀の斎場、葬儀がある場所へのパトロールはしていないので、惑わされないように注意が必要です。
また、多くの被害が出ている香典泥棒は、お葬式の後半の受付担当者の担当時間が終わりに近づいたころを狙ってやってくることが多いです。
お通夜、告別式が終わりに近づくと、受付担当者に「○○さんが呼んでますよ」など、嘘を言って隙を作らせ、どうにか盗もうと考えるケースもあります。
このような言葉に惑わされないように遺族への確認を怠らないようにしましょう。
また、やむ負えない理由で受付から離れることもあると思いますが、その時には、香典と記帳リストを持っていくと予防に繋がります。
受付担当者しか知りえない情報は言葉にしないこと
自分が犯人だとばれないために泥棒も策を練っています。
服装で言うと、上品な身なりをしていたり、高価な礼服をまとっていることもあります。
また、故人のことを調べ、沢山の情報を得ていることもあるのです。
なので、お葬式の受付にて、顔を合わせたことのない人からの突然の申し出には注意が必要です。
受付担当者は、親族や遺族、関係者の名前など、御香典の金額を私語などに含まないことが犯罪の予防にもつながります。
自分たちが話していることを、誰がどこで聞いているかわかりません。
名前や金額を言わなければならない会話のときには、メモ紙を用意し、それに書いて伝えるようにすると良いです。
少数派ですが、集団の組織で香典泥棒を働いたケースもあります。
犯罪の手口は日々、巧妙化されているので、一般的な手口以外にも気を配り、より良いお葬式にしましょう。

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