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唐木仏壇について

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唐木とは

唐木仏壇とは銘木の木目の美しさを活かした仏壇です。

木材には紫檀、黒檀、鉄刀木などの東南アジア産出のものがあり、桑、欅、屋久杉などの和木を使用することもありますが、これらもまとめて「唐木仏壇」と呼ばれています。

「唐木」と呼ばれるのは、紫檀や黒檀などの東南アジアの銘木が中国人(当時の唐)の手を通じて輸入されてきたからだと言われています。

練りと貼り

しかし現代ではこれらの銘木の資産価値が高騰し、全てをこれらの銘木で仏壇を製造しようとすると大変高価なものになります。

最近では芯材をMDF(中質繊維板)や天然木材を用い、目に見える表面のみを銘木を貼り付ける工法が用いられることが多いです(「練り物」と呼ばれる)。

  1. 前面のみ銘木を練る場合を「前練り」。
  2. 前面と後面を練る場合を「二法練り」。
  3. 三面を練る場合を「三方練り」。
  4. 四方を練る場合を「四方練り」。
  5. 芯材から全て銘木を使用する場合を「総無垢」と呼びます。

練り物の銘木の厚みは商品にもよりますが、5~7ミリくらいです。当然ですが、使用する銘木の量が多ければ高額です。

  1. 練り物以外にも「突板貼り」という工法があります。
  2. 銘木を0.2ミリ程度にスライスしたものを芯材に貼りつけます。
  3. さらには木目印刷したシートを貼りつける工法もあります。

練り物や突板貼りなど、銘木を使用した場合には「紫檀仏壇」や「黒檀仏壇」などと表示できますが、木目印刷などの銘木を使用していない場合には「紫檀調仏壇」や「黒檀調仏壇」などの表示をします。

浄土真宗以外は、唐木仏壇が多く選ばれる

仏壇

浄土真宗が金仏壇であるのに対し、それ以外の宗派は唐木仏壇を選ぶことが多いです。

これは、浄土真宗の重要な経典とされている浄土三部経(無量寿経、阿弥陀経、観無量寿経)で描かれている極楽浄土のきらびやかさを表現した本願寺本堂の荘厳をそのまま仏壇で再現したからです。

つまり、浄土真宗では様式や仏具に細かい指定があります。

それ以外の宗派では基本的に唐木仏壇を使用し、宗派ごとの本尊を入れ替えるだけで間に合います(ただし、いくつか宗派指定の仏具もあります)。

形式的には至ってシンプルなのが唐木仏壇といえるでしょう。

ただし、浄土宗や日蓮宗や、金仏壇でお祀りすることもあります。

産地

唐木仏壇の一大生産地は徳島です。

もともと家具や鏡台の生産地であり、材料や技術の基盤がありました。

徳島は大阪と同じ文化圏を有していますが、第2次世界大戦で大阪が戦火に見舞われたときに、徳島の仏壇の需要が高まり、発展してきた経緯があります。

徳島以外でも、静岡や会津などが唐木仏壇の生産地として有名です。

お供え花

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