相続の事前準備⑤

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財産を家族に伝えておく

相続というとトラブルがつきもの。自分が亡くなった後のことですから、生前からそのトラブルを避けるためにあれこれと準備をしておくことは大事なことです。

そこで多くの人は「遺言書」を思いつくのではないでしょうか。

しかし、遺言書ももちろん大事ですが、家族に自分の財産を伝えておくことも欠かせません。基本的に財産は言わなければ家族が知る由もないものでしょう。そこでお勧めなのが、生前に家族に自分の財産を伝えておくことです。

自分の死後のことを考えたくないという人も多い

多くの人は自分が亡くなった後のことを考えたくないかもしれません。特に、現在持病もなく元気に活動しているならなおさらでしょう。また、配偶者や子供などから「どのくらいの財産があるか?」などと聞かれると、自分の死を連想してぎこちない関係になってしまうことも実は多いのです。

財産の内容を知っておかないと相続の時に面倒なことも!

家族とは言え、「どの口座にどのくらいの貯金額があるか」などはハッキリとしたことが分からないのが自然な事でしょう。生きているうちならば、個人の口座は個人が管理するのは当然ですよね。

ただし、亡くなってから通帳が見つからなかったらどうでしょう。そうなると、故人がどの銀行に口座を持っていたかを家族は調べなくてはなりません。ただし、一昔前とは違って、金融機関もそう簡単には教えてくれないのが現状です。「口座があるかどうか」を聞くのさえも、書類を出したりすることもあり面倒な手続きが待っています。

そういった事を回避するには、事前に「どのくらいの財産があるか」ということを相続人となりうる家族に伝えておくことが大事です。銀行の口座にどのくらいの財産が残っているか、不動産の所有の有無、どんな生命保険に加入しているか、借金があるか無いか・・・などです。

現代ならではの貯金形態・・・

通帳

現代ではパソコンが普及していて、多くの人がパソコンを所有しています。また、比較的年配の方でもパソコンを使いこなしていることも多く、インターネットを利用した銀行を使用していることも考えられます。

このような場合は、手続きはすべてインターネット経由で完結するので、ネット上で口座があるかどうかなど確認するのは相当厳しい状況とも言えるのではないでしょうか。

財産を開示しておくことはまさかの時のトラブル回避

例えば、一緒に暮らしていた親御さんの貯金額であれば、親の経済状況などから、どのくらいの額を所持しているかなど、ある程度予想できることもあるでしょう。

ただ、ハッキリした額が分からず予想の段階のうちに親が亡くなってしまうと、残された家族同士でトラブルが起きることがあります。「これしか残っていないなんておかしい!隠しているんじゃないか?」など、あらぬ疑いをかけられてしまう可能性もあるのです。

亡くなった時の事を話すのは非常に縁起が悪いと思うこともあるでしょうが、生前に家族で集まり財産について開示しておくことが理想的です。また、内容に変更があった時にはその都度伝えて、遺産相続時の家族のトラブルを避けられるようにしておきましょう。

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