相税の事前準備①

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相税の事前準備①

相続の事前準備1

相続の準備をはじめる

多くの人は「相続」という言葉自体、どこか他人事のようなイメージを抱いているものです。実際に、相続は「人が亡くなった後」に行われるものですから、元気なうちはあまり真剣に考えないものかもしれません。

しかし、相続はただ単に遺産を引き継がせるだけではなく、相続税がかかることなど、正しい知識を持っておくことが非常に重要なのです。

相続の対策は残された家族に向けての大切な準備

遺言書

相続税の対策をするのは「自分には無関係」と思っている人も多いでしょう。平成27年から相続税についての税の制度が改正されたので、相続税を納めるべき人が増え、また税率も変わったことにより税額もアップすることになりました。

とは言っても「遺す資産はそんなにないし相続税もあまり関係ないだろう・・・」と思ってしまいがちです。相続税の対策は税金のことだけではありません。残された家族が相続問題で争ったり、路頭に迷うことのないように生きている間に対策をしてあげることも対策のうちになるのです。

大切なのは、早め早めの準備です。

人が亡くなった後はさまざまな事務手続きがある

人が亡くなった瞬間に相続は発生します。しかし、葬儀などの手配が優先で、実際に「相続」という問題に辿り着くにはもっと後になるでしょう。

亡くなった後には、さまざまな事務手続きが待っています。

・死亡届
・保険証の返却
・埋葬費や葬祭費の請求
・高額医療費の還付の手続き
・遺族年金の手続き
・生命保険金の請求
・預貯金の名義変更
・故人が会社勤務だった場合には会社での諸手続き
・公共料金の名義変更
・自動車の名義変更
・クレジットカード、携帯電話などの解約手続き
・不動産の名義変更

数々の事務手続きがありますが、不動産や預貯金の名義変更などは相続に関係することになるので、相続人が確定するまでは名義変更ができないことでしょう。

遺言書について

相続という問題に直面した時に、残された家族はまず次のようなことを思うはずです。

「遺言書があるのか?」「遺言書はどこにあるのか?」「遺産は貯金や不動産以外にあるのか?」などといったこと。

遺言書については、家族のために書いておいても保管場所が分かりにくければ見つけてもらうことは難しいでしょう。家族は「そもそも遺言書があるのか?」というところで困ってしまうことになります。

また、意外に多いのが金庫の問題です。自宅に金庫があっても、本人しか開け方を知らなかったので、残された家族が開けることができないというケースです。最終的には、金庫を開けるために業者を呼ぶことにもなり、その場合には費用もかかってしまうことになります。

できれば、愛する家族にはこのように手間をかけさせたくない、スムーズに相続が進むように配慮したいものですよね。やはり「相続」は家族のため、事前に準備しておくことが大切なのです。

お供え

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