- 2017-7-8
- スタッフブログ

最近、病院等でお亡くなりになられ、故人様のお帰り先をご遺族に伺うと「預かってもらいたい」というご希望が増えております。
ご自宅には帰らずに、直接霊安室へ保管してもらいたいという希望です。
よくよくその後話を伺ってみると、隣近所に知られたくない、マンション住まいだから住宅事情で仕方なく、こういった事情は昔からあることなのですが、最近はこんな事情もあるのだなと納得してしまうこともあります。
「一人住まいの親戚が亡くなった為、自宅に連れて帰っても面倒が見れない」、というものです。
端的に言えば核家族化による親戚関係の希薄さ、ですかね。
連れ合いの方が先にお亡くなりになっており、一人暮らしの状態が続いていて、そこでお亡くなりになった。施主となる方は故人の兄弟だったり親戚関係にある方、その兄弟にも親戚にも住まいがあって家庭があります。そこで、故人が住まいとしていた自宅に連れて帰るのか?お連れして帰ったとして、誰が故人の面倒を見るのか?
お話を聞くと最近ではこのような事情も増えています。孤独死とまでは大げさですが、それに近いものを感じてしまいなんだか悲しくなってしまいます。