- 2017-7-8
- スタッフブログ

貴方はご自分の万一に備えて、ご自分の意思や想いを書きとめる、エンディングノートをご存知ですか?
エンディングノートとは、ご高齢者の方や病気の方などが人生の最期に、ご自身に生じる万一の事に備えてご自身の希望や想いを書き留めておくノートです。
ご自身が死亡した時や、判断力・意思疎通能力の失う病気にかかった時に、周囲の方々々に希望する内容や感謝の想い等を書きとめます。
エンディングノートに書かれる内容は、特に決まっている訳ではなく任意ですが、遺言等と異なり法的効力がある文書ではないので存命中にやり残した事柄や、死後にお葬式の出し方や伝えておきたい事柄等、ご家族の負担を減らす事を目的としています。
例えばこう言った事柄などをエンディングノートに書かれる方もいます。
・病気になったときの延命措置を望むか望まないか
・自身に介護が必要になった際に希望すること
・財産・貴重品に関する、ご自分しか知らない情報
・葬儀に対する希望「大きな葬儀はやらずに家族葬や火葬のみの直葬や密葬を望む」
・相続に対する考え方
・プロフィール・自分史や家系図
最近では、このエンディングノートに関しての書籍や文具としてエンディングノートが販売されています、また自治体やNPOなどが無料配布してエンディングノートに関する講座を開いている例もありますので、ご自分のエンディングノート作成の参考にされてはと思います。
お話しは変わりますが、このエンディングノートに関して昨年(2011年)に、この事を題材とした日本映画「エンディングノート」が公開されました。
多くの方々が映画を観られ、映画とはしては記録的な成績を残したそうです。
エンディングノートのお話し続きになりますが当社でも近年、葬儀の形式・内容や、お葬式を行う場所などを存命中に相談される方やお決めになる方が多く見受けられます。
また、お葬式の生前予約や、お墓の生前予約なども近年は増えてきております。
ご自分の意思や、想いで葬儀を行いたい方や、儀礼的な葬儀で残す家族に負担を掛けたくない方など、理由やご事情は様々ですが
生前に葬儀等のご相談に来られる方で、家族葬や直葬、自由葬などを望まれる方にお話しを聞くと皆さんが形式な葬儀や儀礼的な葬儀では無くて、家族や親しい友人に見守られて最期を終わりたいと言われます。
お葬式の生前予約もエンディングノートも、ご自身の想いや意思を明確にされたいと言う点では同じではと考えます。