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・埋葬料の受給手続き

国民健康保険や社会保険などの健康保険から、葬儀費用の補助として埋葬料を受け取ることができます。自治体により金額は異なりますが、受給する権利がありますのでしっかり手続きを行いましょう。加入者が亡くなった日より、「2年以内に申請」しなければ権利がなくなってしまいます。申告制なので忘れないように手続きをすることが必要です。


社会保険の加入者が死亡した場合は勤務先、もしくは所轄の社会保険事務局で手続きを行います。


管轄の自治体により手続きの内容が異なる場合があるので、事前に確認をしておくことをお勧めします。

・生命保険の受給

終身保険、養老保険、年金保険、あるいは医療保険など、保険金の受け取り方には保険会社、保険内容によって異なります。速やかに保険会社へ確認を行い、受給の手続きをしましょう。

・医療費の自己負担分

医療費の自己負担分が一定額を越えると、越えた分の金額が申請により支給されます。高額療養費に該当する場合は、支払ってから2~3カ月後に、高額療養費の払い戻しの案内と手続きについての通知が郵送されて来るので、それに従って手続きを行います。
所得金額、年齢により自己負担分の限度額に差があり、病院の料金等、医療費として認められないものもあるので、注意が必要です。

・各種年金について

亡くなった人が国民年金や厚生年金、共済年金に加入していた場合、それぞれに遺族年金が支給されます。各種年金により手続きの方法や条件が異なるので、事前に確認事項を満たしていなければなりません。

・相続と名義変更

相続財産には有形無形を問わず様々に存在するので、遺産相続や名義変更には複雑な面があり、トラブルを引き起こしてしまうことも多々あります。故人の意思を尊重して、法律の知識が必要な場合には、公共の相談機関や弁護士に相談しましょう。
また、不動産など複雑な手続きの場合には、司法書士や税理士などの専門家に依頼しましょう。

・故人の確定申告

故人の確定申告は法廷相続人が行ないます。法定相続人が確定していない場合は、相続人の中から代表者を決めて申告します。故人が死亡した年の1月1日から、死亡した日までの所得税について確定申告を行います。故人が前年分の確定申告をしないまま死亡した時は、「前年の確定申告も行う必要」があります。自営業で青色申告をしていた場合は必ず確定申告が必要です。


死亡日から4カ月以内に申告を済ませなければいけません。前年分の確定申告は3月15日までに行います。


【葬儀後の必要手続き一覧表】

種類 手続内容 提出場所 期間 印鑑
証明
印鑑
証明
除籍
謄本
戸籍
謄本
戸籍
謄本
住民
住民
死亡
診断
保険
年金
手帳
年金
手帳
本人 全員 故人 本人 全員 本人 全員 故人 故人 本人
死亡届   市区町村 7日以内                    
生命保険 死亡
保険金請求
加入
保険会社
早めに            
厚生年金 遺族
厚生年金
社会保険
事務所
早めに
国民年金 遺族
基礎年金
市区町村 早めに            
寡婦年金 市区町村 早めに            
死亡一時金 市区町村 早めに                  
土地・建物 不動産登記 法務局 早めに                
預貯金 名義書換 銀行
郵便局
早めに              
有価証券 解約
及び停止
契約会社 早めに                
電話 承継
手続き
NTT 早めに                  
自動車 所有権
移転
陸軍支局
事務所
早めに                  
年金受給権者
死亡届
社会保険
事務所
早めに                
相続税 限定認証 家庭
裁判所
3ヶ月以内                  
相続放棄 家庭
裁判所
3ヶ月以内                  
所得税 準確定
申告
税務署 4ヶ月
以内
                   
相続税 相続税申告 税務署 10ヶ月
以内
               
国民
健康保険
葬祭費 市区町村 2年以内                  
健康保険 埋葬料 社会保険
事務所
2年以内                  
高額療養費 社会
保険事務所
2年以内                
労災保険 葬祭費 労働基準
監督所
2年以内                  
自賠責
保険
労働基準
監督所
2年以内                  
簡易保険 保険金
請求
郵便局 5年以内                  
・手続きに必要な書類の確認

「戸籍謄本」、「除籍謄本」、「印鑑証明」などはあらかじめ複数枚の取得をしておきます。その都度の取得になると、いちいち役所に行かなければならないので手間になります。
また、急がなくても手続きの通知が届きますので、それからでも十分間に合います。

・面倒でもしっかりと手続きをしましょう

生前にたくさんの税金・保険金を支払ってきたので、面倒に感じられる手続きでも確実に行いましょう。受け取れる権利というものは誰にでもあるものです。しっかりと受給しましょう。